部署異動になったり、新しくWEB事業部が立ち上がったりしてWEBやマーケティング担当者になった方へ、
上司からとりあえず成果を上げるように、事業計画やKPIを共有されて目標を達成しなければいけない。
無茶振りな場合もあるかと思います。
担当になったばかりで右も左も分からない方など、いきなり色々頼まれてもわからないですよね。
WEBマーケティングといっても非常に範囲が広く何から始めれば良いのかわかず、
勉強するにも情報が多すぎて困ってしまいますよね。
その中でも今回はSEO対策に絞って紹介させていただきます。
1.SEO対策とは?
「SEO」とは、Search Engine Optimization の略称で、頭文字をとり「SEO」と言われており、
日本語に翻訳すると「検索エンジン最適化」とされています。
一般的にGoogleなどの検索エンジンで上位表示させるための施策を「SEO対策」と言います。
WEBマーケティングでSEO対策される理由としては、
アクセス数、閲覧回数が増えないことにはどのような施策、改善も成果につながらないため、
基本であり最も重要な施策となります。
実際に行う施策としては内部施策、外部施策等様々で、一つ一つ細かいことを行う必要があります。
SEO対策の基本は別の記事で紹介しているためそちらを見てください。
知っておきたいポイントとして5つSEO施策をお伝えします。
2.E-A-Tって何?
Googleが提唱するE-A-Tとは
以下の内容を総称して略した概念・コンセプトになります。
専門性(Expertise)
権威性(Authoritativeness)
信頼性(Trustworthiness)
Googleがサイトの品質を評価するために設けた「General Guidelines(検索品質評価ガイドライン※)」に記載されている概念となります。
※General GuidelinesとはGoogleが公開しているドキュメント。
検索品質を第三者に評価するための品質評価ガイドライン、E-A-Tがどういったものなのかを理解するうえで、極めて参考になる。 ☑︎参考:「General Guidelines」Google Webmaster Central office-hours hangout from August 9, 2019:
特にYMYL(Your Money or Your Life)と呼ばれる、人のお金や生活に大きく影響を与える可能性があるテーマのコンテンツ/サイトにおいては高いE-A-Tが必須となります。
こちらは現在のSEO対策での基本となります。
3.Googleが掲げる10の事実
Googleが一般向けに公開している情報などもあります。
その中に「Googleが掲げる10の事実」というGoogle設立から数年後に策定されたリストで、
次のような項目があります。
Googleの効果情報に目を通しておきましょう。
マーケティングの基本ですが、何事もユーザー視点で考えると答えば見えてくると思います。
検索エンジンの最適化といっても、利用しているのはユーザーです。
そのため、ユーザーのことを考えて、ユーザーに向けた最適化が基本となます、
これを基本として考えることが重要です。
4.アルゴリズムとは?
Googleの検索順位を決める「アルゴリズム」
非公開の情報であり、googleからは具体的に何をすれば良いとは公開されておりませんが、検索順位に大きく影響しています。
Webマーケティングの世界でアルゴリズムとは検索エンジンのロボット(クローラー)により、検索結果の順位を決める際の仕組み、ルールを表す言葉です。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンでは公平性の観点からアルゴリズムの内容は公開されていません
5.内部施策(内部SEO)
内部施策とは、WEBサイトの設計、管理、運営上で改善することのできる施策です。
具体的には、METAタグの設定、タイトルタグやディスクリプション、見出しとなるh1タグ〜、パンくずリストの設定、構造化マークアップなどWebサイトのHTML上での最適化を図るものです。細かくいうとテクニカルSEOなどというものもあります。
「テクニカルSEO」はさらに高度な知識、技術も必要になってくるので今回は省かせていただきますが、SEO対策ではとても重要な施策です。
6.外部施策(外部SEO)
外部施策とは、
一昔前ではSEO対策の中でもホワイトハット、ブラックハットと呼ばれるものもありますが、
基本的はホワイトハットでの対応と覚えておいてください。
対象Webサイトに対して、外部のWebサイトのドメインからリンク(=被リンク)を集めることです。
一昔前の自作自演リンクはNGとなりますのでご注意ください。
Webサイトが魅力的であり、ユーザーにとって良いサービスとしての運営ができていれば、自然と集まるものです。
有効な被リンク(=ナチュラルリンク)
内部施策、外部施策と紹介させていただきましたが、どちらとも実施する必要がある施策です。
7.コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングがなぜ今注目されているのか?
WEBマーケティングといっても様々な施策がある中で、SEO対策、さらにはSEO対策の中でもコンテンツSEO、コンテンツマーケティングをする企業が増えております。
コンテンツSEOとは、WEBサイト内に良質なコンテンツを用意して、ユーザーを集客、
インバウンドマーケティングの一種であり、成功することにより継続的に顧客からお問い合わせがくるプル型営業を実現します。
8.まとめ
SEO対策やWebマーケティングの中で使用される用語も多くありますので、まずは基礎から覚えていきましょう。
今回は新人に向けた基礎となってます。
未経験、初心者など新人以外にとっては当たり前、簡単な内容かと思いますが、
初めての方にとってはわからないことも多いと思います。
まずは基礎を身につけて一つ一つマーケターとしての階段を上がっていきましょう!